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2004年11月21日

柳田國男・一茶ゆかりの地ポタ

柳田國男・一茶ゆかりの地ポタ

駅で配布していた『成田線で行く四季のたび』という
小冊子にあったコースで、成田線布佐駅が基点なの
で自宅からBromptonで走ってきました。
しかし、地図が簡単すぎて結構苦労しました。
最後に立ち寄った「相島新田名主・井上邸」では思い
がけず、HP造りのお話を伺ったりしました。

 手賀沼湖岸の道をのんびりと走りながら、今回のコースのスター
ト地点となっている布佐駅を目指す。
 今回は案内地図がものすごく簡単で、チョット不安だったがまあ
良いか・・・と、とにかくスタートする。
 まずは、栄橋を渡って利根町へ向かう。途中で歩きのグループを
を追い越し、栄橋を渡ったところで右折、「赤松宗旦旧居」へ向か
うが見事に通り越してしまった。気を付けて今来た道を引き返すと、
ありましたよ・・・大きな碑があるのに気が付かなかった。
 赤松宗旦は、利根川流域の歴史や地勢などを詳細に記した『利根
川図志』を執筆したひとで、住んでいた家屋が復元され、町指定文
化財として無料で公開されている・・・というので期待していた。
 しかし、門が閉まって中にはいれない!隙間からのぞくと、隣の
青果店に言ってくれ・・・ってことだったが、まだ開店していない
ので、写真だけ撮って先に進むことにした。
 次は「柳田国男記念公苑」へ向かう、先ほど行き過ぎた道に標識
があったので左折、案内図を見ながら進むが、またしても行き過ぎ
たようだ・・・。案内の標識が全然無い!最近では結構案内の標識
があるので、簡単な案内図だけど大丈夫かな?なんて軽く考えてし
まったが、今回のコースに限っては当てはまらないようだ。途中で
地元の方に場所を訪ねるが、「え〜、どこかな?」なんて言われて
しまい、案内図を見せて「こんなところなんですけど・・・」と言
うと、やっとのことで「たぶんここでしょう・・・」と大体の場所
を教わった。(それでも迷った)
 ここは旧小川家の母屋を復元したもので、柳田国男が少年時代を
過ごしたところだそうです。中に入ろうとしたのですが、なんかの
集会をやっているみたいで、ものすごくはいりずらい雰囲気で、写
真だけ撮って退散・・・。わざわざ見学に来るっていうのは珍しい
のかな?なんて思ってしまいました。
 天気が良かったので、迷っているときに見つけたスーパーで買い
物をして、近くの公園で休憩がてら昼食タイム。
 気を取り直して次の来見寺へ向かうが、いまいち位置がよくわか
らず、適当にこっちの方向だろう?と走り出すと、柳田国男記念公
苑の標識を発見!こんな近道があったのか・・・と、すると前から
午前中に抜いていった歩きのグループが来た、迷ったり食事をして
いる間に追いつかれてしまった。あちらは案内役の方がいて、迷わ
ずにまわっているようだ。迷わずグループが向かった方へ・・・。
 「来見寺」は徳川家康ゆかりの寺で、当時の和尚が家康と知友の
仲で、寺門を赤く塗ることを許されたとか。赤門の脇に小林一茶の
『赤門や おめずおくさず 時鳥』の句碑があった。
 来見寺をあとに徳満寺へ向かうが、ここでまたもやミスコース今
朝通った道へ出てしまった。仕方がないので元来た道を少し戻って
から、ここらへんかな?と見当を付けて脇道へはいる。県道千葉竜
ヶ崎線の下を通って少し行くと、右上の方に神社が見えたので階段
を上がって行くと「琴平神社」だった。江戸時代この辺りが河岸と
して栄えていたころから、水運の守り神として親しまれてきたそう
です。ここから今朝渡ってきた栄橋がよく見えた。ここにも一茶の
句碑があった『べったりと 人のなる木や 宮角力』
 いいかげんな案内図によれば、徳満寺は裏手の方になりそうなの
で、利根町役場の前の道をとおり、途中で住宅地の中へ入って行き
適当に見当をつけて走って行くと、なんとなく着いてしまった。
寺の地蔵堂には、子育て地蔵と呼ばれるご本尊が安置されていて、
11月下旬に行われる地蔵市にあわせて開帳されるそうです。また、
本堂には「間引き絵馬」が掲げてあり、柳田国男が少年時代に見て
その意味を知って、寒いようなきになった・・・と回想している。
 県道に出て、栄橋をわたり竹内神社へ向かう。宮ノ森公園の一角
にあるようなので、公園を目標に進むがまたまた裏口というか、と
んでもないところから入ってしまった。9月に行われる祭礼では山
車、神輿、お囃子競演でもりあがるそうです。
 現地へ行けばなんとかなるだろうと、まともな地図を持たずに出
かけた自分が悪いのだが、いいかげんうんざりしてきたので、相島
新田名主・井上邸を最後にするつもりで、成田線を越えて井上邸目
指してすすむと、左手に立派なお屋敷が見えたので、恐る恐る中を
覗くと、ここがそうだった。自転車を門のところにおき、中へ入る
と「どちらからですか?」と声をかけられ、いろいろな話を聞かせ
ていただいた。江戸末期の屋敷や蔵などを使って、美術展や演奏会
など文化活動を行っている。ホームページもご自身で作られたとの
ことで、案内の地図などは懇切丁寧に文章と図で作られた、苦労話
なども聞かせていただいた。
 案内図ではこのあと若山牧水歌碑、厳島神社を経て木下駅でゴー
ルなのだが、次の機会に残して手賀沼沿いの道をのんびりと帰宅し
た。

相島新田名主・井上邸のホームページ
「相島藝術文化村」

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Posted by kiyoshiro at 22:18│Comments(1)サイクリング
この記事へのコメント
HPの方に写真つきでアップしました。
文章は流用ですが・・・^^;
『お気に入り』のリンクからどうぞ!
ミニベロでポタ&散歩
http://www.geocities.jp/kiyoshiro_fb/index.html
Posted by kiyoshiro at 2004年12月07日 15:05
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